2人組の悪党ども、ようこそ地獄の西部劇へ
昨日の1対1で気をよくした俺は、今日はGame Bに挑戦。
そう、同時に2人の敵を相手にする修羅の道。これが西部劇の真骨頂だ。
電源ON。カートリッジの接触が悪くて3回フーフーする。これも儀式。
画面には、両側に立つアウトロー。
「どっちが早いか分からねぇ…!」
ドローの合図とともに、左右どちらかが先に銃を抜く。
抜いた方を、すかさず撃たないと逆に撃ち抜かれる。
最初の数戦は、まるで勝てなかった。
敵の銃の動きに気を取られて、反対側から撃たれる。
「一人に集中すると、もう一人がやってくる」──これはリアルでもよくある話。
ようやく慣れてきた頃、「右のやつはヒゲがピクッと動いたら抜く前兆」と気づいた。
左は帽子がちょっと浮く。
……こいつら、アニメーションで微妙にクセを出してくるとは、やるじゃないか。
中盤以降、動体視力が温まってきたのか、敵の挙動を読む感覚が鋭くなってきた。
特に第7ウェーブあたりの、両者同時に銃を抜くタイプは本当にスリル満点。
「右撃って、すぐ左!」って、もはや本物の保安官でも難しいんじゃないか。
そして10回目のチャレンジで、無傷で8人連続撃破に成功。
テレビに向かって敬礼してやった。
「正義は、ここにある。」
📝 今日の学び
左右どちらが先に抜くか、目の端で読む技術が重要。
撃つより「見る」時間の方が大事。
成功しても、画面の中では誰も褒めてくれない。自分で自分を褒めるべし。
明日はついにGame C(酒場での銃撃戦)。
今こそ、俺の真骨頂だ。